デモの概要について
カードリーダーやバーコードリーダーを活用して作業員が行うデータ入力作業を効率化して負担を軽減するお試しIT活用iiモデルです。
複雑ではない情報を単調に繰り返し入力する職場に用いて、作業を効率化する用途が考えられます。
【備考】(特非)モノづくり応援隊in大田区として、第24回 おおた工業フェア(2020年)に出展
カードリーダーやバーコードリーダーを活用して作業員が行うデータ入力作業を効率化して負担を軽減するお試しIT活用iiモデルです。
複雑ではない情報を単調に繰り返し入力する職場に用いて、作業を効率化する用途が考えられます。
【備考】(特非)モノづくり応援隊in大田区として、第24回 おおた工業フェア(2020年)に出展
動画の内容(構成)は以下になります。
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)に対しては、使用するPCと同じネットワーク(LAN等)に接続する準備(Wi-Fi設定またはイーサネット接続)を済ませておけば、使用する際には電源に接続するだけです。特に操作の必要はありません。
Raspberry Piの起動と共に、接続されたカードリーダーやバーコードリーダー等のデバイスも利用可能な状態になります。
使用するPCに対しては、インストール等の環境変更は必要ありません。ブラウザからRaspberry PiのNode-REDで作成したアプリ画面にアクセスします。(Raspberry Piと同じネットワークに接続している前提)
デモ動画におけるアプリ画面の「カードリーダー 入力モニター画面」と「バーコードリーダー 入力モニター画面」は、画面左上のメニューボタンで切り替えることができます。
どちらのアプリ画面もリーダーで読み取るデータをキーとして業務データに変換するモデルであり、入力作業の省力化に役立つことを示しています。
今回のデモ構成におけるバーコードリーダーの使用方法について補足します。USB接続のバーコードリーダーは、通常であればキーボードと同等の扱いになります。(バーコードリーダー製品によっては設定変更が可能な場合もあると思います)
この場合は入力可能状態になっていないとバーコードの読み込みができません。例えばエクセルの編集モードであったり、入力フォームの項目にカーソルがある等の状態を指します。
入力作業を行う際に、このような制約があると不便になることがあります。デモ動画を見て頂いて分かるように、どのような状態であってもバーコードを読み込めるようにしています。
デモ動画におけるアプリ画面について補足します。画面は3列で構成されています。左列(通常版)、中列(解説用)、右列(マスタ情報)です。実用的には左列だけでも良いのですが、デモ用に中列と右列を表示しています。
中列はリーダーで実際に読み取ったデータ(キー情報)とタイムスタンプを表示しています。
右列はキー情報に対応するあらかじめ登録されたデータ(マスタ情報)を表示しています。
左列はマスタ情報を利用して、業務上の目的に合ったデータに置き換えた結果を表示しています。
また、このアプリ画面では最新の入力データが先頭行に表示されます。表示するデータ件数が多くなると画面は縦スクロールしますが、最新データを優先して表示します。
デモで使用しているフェリカ・カードに対しては、任意のデータをカードに書き込むことが可能です。
しかし、今回のデモ構成においては、カード購入時点で記録されている固有のID情報をカードリーダーで読み込んだ上で、業務に必要なデータはアプリ処理によって整えています。
業務に必要なデータをフェリカ・カードに書き込まない理由は、カードが手許に無くてもマスタ情報側を変更、修正することでデータのメンテナンスが行えるので、運用が容易になります。また、セキュリティ対策(紛失、不正読み取り)にも有利になります。