デモの概要について
Webサーバをラズベリーパイに構築して内部ネットワーク(イントラネット)で小規模Webサイトを運用するお試しIT活用iiモデルです。
組織内プライベートネットワーク(LAN等)で運用するイントラネットの形態であれば、ネットワーク環境構築やセキュリティ対策の面で導入へのハードルが下がります。インターネット上にアップロードしたくない情報を扱う少人数の職場に用いて、情報共有や作業の標準化を支援する用途が考えられます。
Webサーバをラズベリーパイに構築して内部ネットワーク(イントラネット)で小規模Webサイトを運用するお試しIT活用iiモデルです。
組織内プライベートネットワーク(LAN等)で運用するイントラネットの形態であれば、ネットワーク環境構築やセキュリティ対策の面で導入へのハードルが下がります。インターネット上にアップロードしたくない情報を扱う少人数の職場に用いて、情報共有や作業の標準化を支援する用途が考えられます。
動画の内容(構成)は以下になります。
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)に対しては、使用するPCと同じネットワーク(LAN等)に接続する準備(Wi-Fi設定またはイーサネット接続)を済ませておけば、使用する際には電源に接続するだけです。特に操作の必要はありません。
使用するPCに対しては、インストール等の環境変更は必要ありません。ブラウザからRaspberry PiのIPアドレスを指定してイントラネット上のサイトにアクセスします。(Raspberry Piと同じネットワークに接続している前提)
また、Raspberry Piと同じネットワークに接続している状態のスマートフォンからも、同様にイントラネット上のサイトにアクセスすることができます。
デモ動画にあるように、よくあるWebサイトと同様のことを実現できます。またデモ動画にはありませんが、情報入力画面やデータベース問合せ画面といった用途も可能です。
Raspberry PiにWebサーバ環境を構築すると、まずはLAN内でアクセス可能なサイトが出来上がります。
更にインターネット公開を行うには、ドメインを用意して設定したり、HTTPS化の為にSSLサーバ証明書を用意してインストールするだけでなく、慎重なセキュリティ設定対応も欠かせません。しかし、インターネット公開を考えないのであれば、こうした難易度の高い作業は必須ではなくなります。
インターネット非公開と言っても、インターネット側からサイトにアクセスできないのであって、サイトがインターネットに未接続という訳ではありません。サイト上からインターネット側への外部リンクも可能ですし、制約を感じることは殆どないと思われます。
また、サーバ管理者の方であればHTMLファイル等のコンテンツ管理が気になるかもしれませんが、FTPソフトを使用してRaspberry Piに対してファイル送信もできますので、通常のWebサーバのようなイメージで運用することができます。
Raspberry PiにWebサーバ環境を構築するにあたり、必要なソフトウェアを個別にインストールしても良いですが、今回のデモ構成では、まずDocker環境を構築した上で、コンテナ(仮想環境)としてWebサーバ環境を構築しています。
Dockerを利用するとWebサーバに限らず、さまざまな環境を簡単に構築することができます。また、仮想環境なので使う時だけ対象の環境をコマンド(docker-compose)で起動すれば良く、環境の切り替えを容易に行えます。
なお、環境の切り替えが重要でなければ、デモ動画のようにRaspberry Pi起動と共に目的の環境を起動することもできます。Raspberry Piにおける自動起動の手段であるsystemdによって実現します。