デモの概要について
画像の色解析技術を活用して色を数値データ化することで人の主観に頼ることなく定量的に色を識別するお試しIT活用iiモデルです。
監視対象物の色によって判断を行う職場に用いて、作業員の判断を支援する用途が考えられます。
画像の色解析技術を活用して色を数値データ化することで人の主観に頼ることなく定量的に色を識別するお試しIT活用iiモデルです。
監視対象物の色によって判断を行う職場に用いて、作業員の判断を支援する用途が考えられます。
動画の内容(構成)は以下になります。
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)に対しては、使用するPCと同じネットワーク(LAN等)に接続する準備(Wi-Fi設定またはイーサネット接続)を済ませておけば、使用する際には電源に接続するだけです。特に操作の必要はありません。
使用するPCに対しては、インストール等の環境変更は必要ありません。ブラウザからRaspberry PiのNode-REDで作成したアプリ画面にアクセスします。(Raspberry Piと同じネットワークに接続している前提)
デモ動画におけるアプリ画面の「イラスト画像の色識別」と「写真画像の色識別」は、画面左上のメニューボタンで切り替えることができます。
デモ動画におけるケース1(イラスト画像の色識別)は、画像上の特定ポイントを指定して色を数値化できることを示すモデルです。
デモ動画におけるケース2(写真画像の色識別)は、色を数値化した上で、数値と決められたルールに基づいて「何色と認識するか」を判定しています。条件判定に役立つことを示すモデルです。
ケース2について補足します。写真はカラー発光する液晶ディスプレイであり、状況を示す為に青/白/黄に発光します。つまり、色が識別できれば状況把握に繋がります。
アプリ画面では、画像上をクリックしたポイントの座標を把握します。その座標の色を解析して、三原色(Red、Green、Blue)毎に 0~255 の数値で表します。また透明度を持つ画像であれば、透明度(Alpha)の数値 0(透明)~1(不透明)を表示します。
また、色解析の結果を数値で表示するだけでは人には分かり辛い為、人が視覚的に確認できるようにする目的から、アプリ画面上に表示したアイコンの表示色設定(RGBの数値設定)に対して、解析結果の数値を用いて色を変化させています。
ケース2のように(色を識別するだけでなく)色を判定する場合においては、デモの写真画像のように色にバラつき(ムラ)がある方が普通だと思いますので、単純に色解析(数値化)するだけでは対応できません。今回のデモで判定したいのは青/白/黄ですので、それぞれの数値範囲を決めた上で、プログラム的な対応により色の判定を行っています。